PERFECT BLUE

Base Ball Bear( 棒球熊 ) PERFECT BLUE歌詞
1.PERFECT BLUE

作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

むせび泣いたみたいな 通り雨がやんだ
いつかの慟哭のことを思い出してしまうな
ひとり行進をしながら 歩く鉄塔の足元
ざわめく胸にあふれた 注ぎたてのサイダーの音

遠くで煙が昇っていく
空にかけた梯子のように 無い天井に向かってのびていく

君は翔んだ あの夏の日 むき出しの太陽にくちづけしようと そっと目を閉じ
舞いあがった その黒い髪 凛とした青い空にとけてしまったのにね
会いたいよ また、君に

散弾銃みたいな 強い雨が降ってきた
つめたくなった手に触れた夜もそうだった

あれから何度の季節がめぐったんだろう
あたらしい風が吹き 君の知らない季節がほら、はじまるよ

Boy meets girl それがすべて 君がいて僕がいた日々はきっと 永遠の瞬間
出せなかった 君への手紙 結局 カバンの底にしずめてしまったのにね
なぜ 返事を待ってる

ほとんどを忘れ たくさんを失う
でも 青い君は美しくなる

むせび泣いたみたいな 通り雨がやんだ
あたらしい風に向かい 僕は君の知らない季節を さぁ、いこう

君は翔んだ あの夏の日 むき出しの太陽にくちづけしようと そっと目を閉じ
舞いあがった その黒い髪 凛とした青い空にとけてしまったのにね
会いたいよ また、君に

もうすぐ夏がくる


2.アイノシタイ


3.Typical Girl

作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

気付いてないと思うけど、君が好きでした
気付いてないと思うけど、さよなら

いつもと同じ夕方に いつもと同じ翳り
すりむきたての心には じわりじわりと沁みます
うわさは本当だったんだね 君とあの子の関係
かわいくなったあの子の笑顔がまぶしい

ヘッドホンつけて帰り道 くりかえす
希望まみれの歌が エンドレス
“普通でいることが幸せなんだよ”
そんなの普通のわたしには ちょっともわからないよ

気付いてないと思うけど、君が好きでした
平凡なわたしの泡い気持ち はじけていったの
湯船でかかえた膝を ただ見つめてたら ぽちゃん
涙が一つこぼれました

いつもと同じ夜がきて いつもと同じこの部屋
特に今夜は眠れないし 早送りがしたいです
明日のわたし いつもと同じわたしかな
そんなことを思いながら また目を閉じる

ヘッドホンつけて朝ラッシュ くりかえす
希望まみれの歌を エンドレス
“普通でいることが幸せなんだよ”
こうして普通のわたしは、今日も生きていきます

気付いてないと思うけど、君が好きでした
平凡なわたしの泡い気持ち はじけていったの
冷蔵庫をあけてみたら 飲みかけのサイダー しゅわ
ひと思いに飲み干しちゃいたいんだ
君への想い 飲み干したいんだ